Dr.MANAの南仏通信〜フランスのエスプリをご一緒に…〜
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☆三ッ星レストラン“BERNARD LOISEAU”(ベルナール・ロワゾー)(2011.7.20)


ロマネコンティやシャブリといったワインの産地であるブルゴーニュ地方の、
ご当地ブドウSPAの取材時のご褒美が、
この ベルナール・ロワゾーでのお食事でした。

たまには星付き──それも三ッ星──レストランで心地よく緊張しつつ、
トップレベルの逸品を味わい
最高のホスピタリティを興じるというひとときは、
これはもう天からのプレゼントです。


アペリティフは暖炉のあるサロンでいただきます。


ガーデンビューのお席。
眩しい緑と自然の匂い、そして鳥のさえずりが耳へのご馳走。
これぞ都会では味わえないカンパーニュのレストランの醍醐味です。


なめらかで繊細な舌触りのフォアグラのムースです。
そしてこの地方で獲れるマスの切り身に、クレソンとレモンのバターソース。
これは美味しい! 。。。(゚0゚)はっ!!


気がついた時には……ほどんど残骸でした。。。( ̄▽ ̄)


CHAROLAISの牛のサーロイン。カブのファルシー。
味付けがしっかりしており、私には少し塩味が濃いように思えましたが、
ちょうどいい噛みごたえのお肉です。


一見リーゼント風──これで年代がバレますね(^◇^;)──の
桃のシャーベットにメレンゲ。名実ともにトロケました。


ミニャルディーズ(プティフール)です。
小宇宙をつくってますね。


食後のカフェは、小鳥たちと一緒にテラスでいかが?
(・◇・)


庭からレストランを臨むと、こんなにも絵画的。
建物のそこここには“木の造形”が施してあり、あたたか味があります。


ベルナール・ロワゾー氏は、地元の食材や伝統料理をオリジナルにクリエイトし、
ヌーベル・キュイジーヌの旗手といわれました。
旧コート・ドール(現ベルナール・ロワゾー店)を三ッ星にするという偉業から
料理人の最高峰に登りつめ、その後星争奪戦やメディアの中傷に耐えられず、
2003年、自ら命を絶ってしまったという今や伝説のシェフ。

現在は未亡人であるドミニク・ロワゾー氏が会長です。
とてもフレンドリィで、震災のこと、以前ロワゾー氏を師事していた
神戸北野ホテルの総料理長・山口浩氏を大変誇りに思っていることなど、
いろいろとお話ししてくださいました。

◎BERNARD LOISEAU”
http://www.bernard-loiseau.com/